「PayPay」や「あと払い」も!お客様が使いやすい支払い方法を増やすには?

「PayPay」や「あと払い」も!お客様が使いやすい支払い方法を増やすには?

「せっかく商品をカートに入れたのに、希望の支払い方法がなくて購入を諦めてしまった……」

そんな「カゴ落ち」による機会損失に悩んでいませんか?

特に日本国内のEC市場において、スマホ決済の王道である「PayPay」や、クレジットカード不要の「あと払い(BNPL)」の有無は、成約率(CVR)を大きく左右します。

本記事では、Shopify(ショッピファイ)にPayPayやあと払いを導入する具体的なメリットと、初心者の方でも迷わない導入手順をわかりやすく解説します。

目次

    決済手段の拡充がShopify売上アップの鍵

    オンラインショップにおいて、お客様がスムーズに決済を完了できる環境作りは、デザインと同じくらい重要です。

    なぜ今、特定の決済手段が求められているのかを深掘りします。

    カゴ落ちを防ぐ「PayPay」と「あと払い」の需要

    日本のQRコード決済市場で圧倒的なシェアを誇るPayPayは、今や日常のインフラです。

    また、クレジットカードを使いたくない層や若年層にとって、「あと払い(Paidyなど)」は非常に心理的ハードルが低い決済手段です。

    これらを用意していないだけで、ターゲット層の約3割〜5割を逃している可能性があるとも言われています。

    日本国内向けECで必須級の決済サービス一覧

    Shopifyデフォルトの「Shopifyペイメント」に加え、以下の手段を組み合わせるのが現在のトレンドです。

    決済手段主なサービス名ターゲット層
    スマホ決済PayPay、LINE Pay、メルペイ全世代、モバイルユーザー
    あと払いあと払い(ペイディ)、あと払い(GMO後払い)若年層、クレカ非保有層
    ID決済Amazon Pay、楽天ペイ入力の手間を省きたい層

    ShopifyにPayPayを導入する3つの主なルート

    Shopify本体にはPayPay決済機能が内蔵されていないため、外部の「決済代行会社(決済プロバイダー)」を経由して導入する必要があります。

    1. SBペイメントサービス経由での導入

    ソフトバンクグループが運営するSBペイメントサービスは、PayPayとの親和性が非常に高く、多くのShopifyユーザーに選ばれています。

    審査はありますが、安定したインフラと多様な決済を一括管理できるのが強みです。

    2. KOMOJUやGMOペイメントゲートウェイの活用

    「とにかく手軽に始めたい」ならKOMOJU(コモジュ)がおすすめです。

    初期費用・月額費用が無料で、PayPayだけでなくコンビニ決済なども同時に導入可能です。

    大規模店舗なら、カスタマイズ性の高いGMOペイメントゲートウェイも選択肢に入ります。

    具体的なPayPay導入・設定5ステップ

    「Shopify PayPay 導入方法」を知りたい方向けに、一般的な流れを整理しました。

    STEP1:決済代行会社への申し込みと審査

    まずは、前述したSBペイメントサービスやKOMOJUなどのアカウントを作成します。

    PayPay利用には審査が必要で、通常2週間〜1ヶ月程度かかるため、早めの準備が肝心です。

    STEP2:決済審査の完了待ち

    PayPayなどのQRコード決済は、クレジットカードとは別に各ブランドの審査が必要です。通常2週間〜1ヶ月程度かかる場合があるため、余裕を持ったスケジュールで進めることが重要です。

    STEP3:Shopify管理画面での有効化

    審査通過後、決済会社から発行された「APIキー」や「接続コード」を用意します。

    Shopifyの「設定」>「決済」から該当のプロバイダーを選択し、各情報を入力して保存すれば紐付けが完了します。

    STEP4:テストモードでの動作確認

    本番公開前に必ず「テストモード」で決済が正常に動くか確認します。

    実際にPayPayの画面に遷移するか、注文完了後にShopifyの管理画面へ正しくデータが反映されるかを確認してください。

    STEP5:アイコン表示・UIの調整

    最後に、サイトのフッターや商品詳細ページに「PayPay対応」のロゴアイコンを表示させます。

    お客様が「あ、PayPayが使える!」とひと目で気づけるようにすることが、離脱防止の最後の仕上げです。

    決済方法を増やす際の注意点と選び方

    ただ増やせば良いというわけではありません。

    コストとユーザー利便性のバランスを考えましょう。

    手数料と入金サイクルの比較

    決済方法ごとに決済手数料(3.4%〜など)や振込手数料が発生します。

    特に「あと払い」は手数料が高めに設定されている場合があるため、利益率を圧迫しないかシミュレーションが必要です。

    ターゲット層に合わせた最適な組み合わせ

    「自社の顧客は誰か?」を再確認しましょう。主婦層なら楽天ペイ、若年層ならPayPayとあと払いは外せません。

    過剰に増やしすぎると、逆に決済画面が複雑になり離脱を招くため、3〜5種類に絞るのがベストです。

    まとめ:決済の壁をなくして「売れるサイト」へ

    PayPayやあと払いの導入は、お客様の「今すぐ買いたい」をサポートする強力な武器になります。

    設定自体は外部サービスとの連携で完結するため、それほど難しくありません。

    まずは自社のターゲットに合った決済代行会社を選定するところから始めてみてください。

    もし「どの決済会社が良いか選べない」「設定が不安」という場合は、ぜひEC構築のプロにご相談ください。貴社に最適な決済構成をご提案します。

    この記事の監修者

    株式会社ミライガタリ代表取締役 上岡裕
    多数のレンタル事業者のECサイト構築を手がけ、業界に特化した豊富な実績を持つ。EC構築、アプリ構築の知見を土台に商工会議所等の相談員講師として活動し、多くの事業者のサポートを行う。事業のDX化による経営改善が得意領域。
    レンタル事業の社会的、経営的強さに魅せられEC構築サービス『レンタルGO』発案、開発。自身が代用を務める株式会社ミライガタリにてサービスを提供中。
    都城工業高等専門学校卒。1児の父。