
「海外にも商品を売りたいけれど、国ごとにサイトを作るのは大変そう…」と悩んでいませんか?
Shopifyの「Shopifyマーケット(Shopify Markets)」を使えば、1つの管理画面から世界中の国や地域に合わせたストア体験を提供できます。
本記事では、越境ECの強力な味方であるShopifyマーケットの具体的な使い方や、設定のポイントを初心者の方にも分かりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたのショップを世界仕様にアップデートする第一歩が踏み出せるはずです。
Shopifyマーケットとは?1つの店で世界へ売れる仕組み
Shopifyマーケットは、1つのShopifyストア内で、販売先の国や地域ごとに「言語」「通貨」「ドメイン」「関税」などを最適化できる管理機能です。
複数の国を一元管理できる
これまでは、米国向け、英国向け、日本向けと複数のストアを立ち上げる必要がありましたが、Shopifyマーケットなら1つの管理画面で完結します。
在庫管理や商品情報の更新も1回で済むため、運用コストを劇的に抑えられます。
現地ユーザーに合わせた購入体験
消費者は「自分の国の通貨」で価格が表示され、「自分の言語」で説明されているサイトを信頼します。
Shopifyマーケットは、IPアドレスなどからユーザーの所在地を判別し、最適な表示へ自動的に切り替えることが可能です。
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Shopifyマーケットでできることとメリット
具体的にどのような機能があり、売上にどう貢献するのかを表にまとめました。
| 機能項目 | 内容 | 期待できるメリット |
|---|---|---|
| 多通貨決済 | 130カ国以上の現地通貨で表示・決済 | カゴ落ち防止・購入率アップ |
| 多言語対応 | ストア内のテキストを各国の言語に翻訳 | ブランドの信頼性向上 |
| ドメイン最適化 | 国別のサブドメイン(us.example.com等)設定 | 海外SEO(検索順位)の改善 |
| 関税の自動計算 | チェックアウト時に関税・輸入税を算出 | 配送トラブルや受け取り拒否の削減 |
国別のドメイン設定でSEOに強くなる
海外の検索エンジン(Googleなど)で上位に表示されるためには、ドメイン構造が重要です。
Shopifyマーケットなら、サブフォルダ(example.com/en-us)やサブドメインを簡単に使い分けられ、現地の検索結果に表示されやすくなります。
Shopifyマーケットの使い方・基本設定ステップ
それでは、実際にShopifyマーケットを使って海外販売を開始する手順を見ていきましょう。
ステップ1:新しいマーケットを追加する
- Shopify管理画面の左下「設定」をクリックします。
- メニューから「マーケット」を選択します。
- 「マーケットを作成」ボタンを押し、ターゲットにする国や地域(例:アメリカ、韓国など)を選択します。
ステップ2:各マーケットの詳細をカスタマイズする
作成したマーケットを選択し、以下の項目を個別に設定します。
- ドメインと言語:どのURLで表示し、どの言語をデフォルトにするか。
- 通貨と価格設定:現地通貨での価格や、四捨五入(端数処理)の設定。
- 関税と輸入税:チェックアウト時に顧客が関税を支払えるようにするかどうか。
ステップ3:マーケットを有効化して公開する
すべての設定が完了したら、マーケットのステータスを「アクティブ」に変更します。
これで、指定した地域のユーザーに対して最適化されたストアが表示されるようになります。
※詳しい手順は、Shopify公式ヘルプセンター:マーケットの管理も参照してください。
「Shopifyマーケット」と「マネージドマーケット」の違い
Shopifyには、さらに高度な「マネージドマーケット(旧Markets Pro)」という選択肢もあります。
通常版とマネージド版の比較
- Shopifyマーケット(標準):自分で配送業者と契約し、関税の設定なども自分で行う。手数料は無料(決済手数料等は別途)。
- マネージドマーケット:Shopify側が配送や関税徴収、現地の法律遵守を代行する。運用が楽になる分、取引ごとに手数料が発生する。
まずは標準の「Shopifyマーケット」でスモールスタートし、売上が増えてきたらマネージド版へ移行するのがおすすめです。
まとめ:Shopifyマーケットで世界市場へ挑戦しよう
Shopifyマーケットは、「世界中に売りたいけれど、手間をかけたくない」というマーチャントにとって、これ以上ない強力なツールです。
まずは1つの国から始めて、少しずつマーケットを広げていくのが越境EC成功の近道です。
「設定が難しそう」「自社に最適なプランが知りたい」という方は、ぜひEC構築のプロにご相談ください。
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